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ロンパーちゃんとふうせん

ロンパーちゃんとふうせん
『ロンパーちゃんとふうせん』


 【ジャンル】大型本  【著者】酒井 駒子 
 【定価】¥ 1,260  【サイズ等】25.2 x 19.4 x 1.4 cm 36P
 【発売日】2003/03  【販売元】白泉社
 【他】米国/NYタイムスの書評・児童書書評誌HORN BOOK2006年ベスト4
    イギリス・ドイツ・アメリカでも翻訳出版

解説
 ロンパーちゃんの風船への愛着と母親の優しさが伝わってくるほのぼのとした作品。子供の頃に風船や変な小物を集めたりした記憶がよみがえって微笑ましいです。風船に限らず、お気に入りのぬいぐるみや人形は、幼い頃は自分と同じように心を持っていて、いつも一緒に遊んだり会話したりしたものですよね。子どもにとってはなおさら素直に楽しめる目線の作品だと思います。抑えられた色調に風船の色が映えており、画風的には『ぼく おかあさんのこと・・・』を受け継ぎながらも、絵画性が発展してるように感じられます。この作品はイギリス・ドイツ・アメリカでも翻訳出版され、多くの人々に通じる“何か”を持っていると思います。本棚にそっと飾っておきたい一冊。『月刊MOE』に掲載したものを加筆・修正して出版。

最新レビュー
 「風船を貰った時のわくわく感を思い出す本」
主人公のロンパーちゃんはお店で風船をもらってお家に帰ります。
お家に帰って一緒に遊ぼうと思っても、すぐに天井まで飛んで行ってしまう風船。
お母さんが飛んでいかないようにと、スプーンをくくりつけて、飛んで行かない様にしてくれます。ロンパーちゃんが大事にしている風船。 遊んでいる時も、ご飯を食べる時も、寝る時も風船と一緒にいたいロンパーちゃん。 でも、お外で遊んでいる時強い風が吹いてきて…?!  
風船を想う、嬉しい気持ち、わくわくする気持ち、手に届かない所へ行ってしまった時の悲しい気持ち。。。
それら全てがこの絵本の文章と、絵から伝わってきます。

私はこの絵本を読んで、幼い頃の風船を貰った時のわくわくした気持ち、飛んでいってしまった時のとっても切ない気持ちを思い出しました。
この絵本、昔の思い出まで鮮明になってしまう所が素敵ですよね。

絵も色数少な目で、より風船が目立つ様になっているのが印象的です。 




Emily's Balloon
Emily's Balloon
『Emily's Balloon』


 【ジャンル】ハードカバー  【著者】Komako Sakai 
 【定価】¥ 1,905   【サイズ等】44ページ
 【発売日】2006/04/30  【販売元】Chronicle Books Llc (Juv)

紹介
 白泉社で出版された『ロンパーちゃんとふうせん』のアメリカ版です。ちなみに題名が『emily's balloon』とロンパーちゃんのから変わっているのは、事務所によれば“ロンパーちゃんはヨーロッパではAkikoの名前になり、米国ではEmiryと呼ばれる事になりました。理由は解りませんがミッフィーちゃんも米国での呼び名で本国では違いますよね(日本名ではうさこちゃん)あれと同じ事と思っています。”とのこと。表紙の絵が日本版とは違ってとても落ち着いた雰囲気です。日本版と英語版で読み比べてみるのもいいかもしれません。

 ところで気になるのがページ数。なんと8ページも増えています・・・!!いったい中身はどうなっているのか、新しく構成しなおしたのでしょうか、気になります。




So schoen wie der Mond
『So schoen wie der Mond』


 【ジャンル】ハードカバー  【著者】Komako Sakai 
 【定価】¥ 2,017   【サイズ等】36P
 【発売日】2005/08  【販売元】Moritz Verlag-GmbH

紹介
 ちなみにこちらはヨーロッパ(ドイツ)版です。タイトルの『So schoen wie der Mond』とは、「月のように美しい」といった意味のようです。確かに絵本の中でも月のようでしたね。ちなみに本文中のロンパーちゃんは「Akiko」という名前に変わっていて日本のイメージを感じさせます。




Un amour de ballon
『Un amour de ballon』

 【ジャンル】ハードカバー  【著者】Komako Sakai 
 【定価】             【サイズ等】34ページ
 【発売日】2005/03      【販売元】L'Ecole des Loisirs 

紹介
 さらにフランス版です。ページ数が2ページだけ微妙に減っています・・・。タイトル『Un amour de ballon』は「風船の愛」。アメリカ版と違って、ヨーロッパ版のタイトルはなんだか個性的ですね、これもお国柄なのでしょうか。やっぱり名前は「Akiko」です。




蓉蓉的氣球
『蓉蓉的氣球』

 【ジャンル】           【著者】酒井駒子 米雅( 訳)
 【定価】             【サイズ等】40P
 【発売日】2004/12      【販売元】青林國際出版

紹介
 さらにさらに中国版。洋の東西を問わずこれだけ出版される『ロンパーちゃんとふうせん』の海外人気には驚きです。それにしてもこの表紙の色はいったいどうしたことでしょうか・・・ここまで行くと画像を取り込んだ際の補正問題とは思えません。さらにページ数が4ページ増。海外絵本を見比べて見ると、各国々のお国柄や特徴が分かりますね。

2006/11/06 13:35  C(絵本作品) Trackback(0) Comment(0)
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